バンダイは3月29日、「機動戦士ガンダム」の純プラチナ製モデルを製作したと発表した。デザインから製作まで2年かけた一品もので、使った純プラチナは1400グラム。「永遠に白く輝く純プラチナで再現することで、ガンダムの魅力と輝きを永遠に保つことに成功した」という。販売予定はないが、参考価格は25万ドル(約2900万円)相当という。
製作した「純プラチナ製 機動戦士ガンダム〔GUNDAM FIX PLATINUM〕」は2004年、貴金属の老舗GINZA TANAKA(田中貴金属ジュエリー)に、バンダイがキャラクターを活用した取り組みを提案したのがきっかけ。
アートディレクションは、ガンダムシリーズのメカニックデザインを手掛けてきたカトキハジメ氏に依頼。89のプラチナ製パーツを使い、全長約125ミリのガンダムとして再現した。頭部のカメラアイ部分は0.15カラットのダイヤモンドを使用している。「貴金属特有の硬質な雰囲気を放ちながら、89に及ぶ精巧なパーツを組み立てているため、繊細かつ高貴な印象の仕上がりになっている」(バンダイ)
4月12日からスイスで開催される世界最大の時計・宝飾品の国際見本市「BASEL WORLD 2007」に展示する。その後は国内イベントへの出展も予定している。
8月には、ガンダムが青森県五所川原市で「立佞武多」(たちねぷた)として登場することも決まっている(関連記事参照)。
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