米Sun MicrosystemsとスウェーデンのEricssonは5月8日、オープンソースプロジェクトのGlassFishを通じて、Javaをベースとしたオープンソースの通信アプリケーションサーバを共同開発すると発表した。
Ericssonはこの取り組みの一環として、自社のSession Initiation Protocol(SIP)Servlet 1.0互換アプリケーションサーバをGlassFishコミュニティーに提供する。また、GlassFishのサブプロジェクトであるProject SailFinにおいて、JSR289互換SIPコンテナの「モジュールオーナー」になり、開発のリーダーシップを取るという。
Sunは、GlassFishでの共同開発の成果をベースに、Sun自身がサポートする製品として「Sun Java System Communications Application Server」をリリースする計画だ。Ericssonはこの製品のライセンス供与を受けて自社のソリューションに組み込む。またこの製品を、Ericssonにおけるアプリケーション/サービス開発の基盤に据えるという。
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