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» 2007年06月08日 11時40分 公開

欧州委員会、ローミング料金規制を今年夏から導入

欧州諸国内でのローミング料金に上限を設定。これまでの通話料金と比較すると最高で70%の引き下げになるという。

[ITmedia]

 欧州委員会は6月7日、欧州内でのローミング料金に上限を設定する「EU Roaming Regulation」を今年夏から導入すると発表した。欧州内であれば、他国にかける場合のローミング料金は最高で1分49ユーロセント(約80円)。受信の際の上限は1分24ユーロセントとなる。

 また1年ごとにローミング料金上限を引き下げていく計画で、2008年夏には発信の上限を46ユーロセントに、受信の上限を22ユーロセントに、2009年夏にはそれぞれ43ユーロセント、19ユーロセントに引き下げる。

 この規制により、欧州の消費者が支払う通話料金は、最高で70%安くなるという。例えば、現在アイルランドの人がマルタから自宅へ4分間電話をかけると11.96ユーロかかるが、規制施行後は1.96ユーロ(プラス税金)となる。

 ローミング料金規制は欧州連合(EU)加盟国27カ国のほか、欧州経済地域(アイスランド、ノルウェー、リヒテンシュタイン)を含む周辺諸国も採用を検討しているという。

 新規制は今月内に適用となり、7月には上限料金「Eurotariff」が消費者に通知される。通知後遅くとも1カ月後には料金値下げを実感できる見込みだ。

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