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Googleの年間ダウンタイムは国別で3分から48分まで

» 2007年10月02日 12時53分 公開
[Evan Schuman,eWEEK]
eWEEK

 米検索大手Googleの国別のダウンタイムを見るかぎりでは、どの国も特に特別扱いはされていないようだ。

 スウェーデンのWebサイト調査会社Pingdomが9月27日に発表した調査報告によると、Googleが検索サービスを提供している主要32カ国について、2006年9月1日から2007年9月1日までのダウンタイムを調べたところ、同社の本国である米国ではダウンタイムが31分で、順位は26位だったという。

 「米国のGoogleユーザーは、ブラジルのGoogleユーザーと比べて、アクセスの問題に遭遇する可能性が10倍高い」とこのリポートは指摘している。実際、ブラジルは非常に優れた結果を出しており、同じ期間中のダウンタイムはわずか3分となっている。

 国別のランキングで上位5位に入っているのは、1位のブラジルに続いて、オランダ(ダウンタイムは11分)、インド(同12分)、タイ(同13分)、日本(同15分)の4カ国。

 一方、ワースト5位は、イスラエル(ダウンタイムは34分)、トルコ(同40分)、シンガポール(同46分)、台湾(同46分)、スウェーデン(同48分)となっている。

 「この調査では幾つか意外な結果も見られたが、調査したWebサイトはいずれも99.9%以上のアップタイムを実現している。その点は非常に素晴らしいことであり、Googleのリソースを活用している企業にとっても同じだろう」とリポートには記されている。

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