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クリスマス商戦情報サイトへの関心が大幅増――米調査

» 2007年11月17日 08時46分 公開
[ITmedia]

 米国では感謝祭の翌日、通称「ブラックフライデー」(今年は11月23日)がクリスマス商戦のスタート日だ。この日に向けて、オンライン広告への関心が高まっている。米調査会社Hitwiseが11月15日にまとめた報告書によると、11月第2週(4日から10日)におけるブラックフライデー関連の広告を出しているサイトのトラフィックは、2006年の11月第2週と比較して52%も増加しているという。

 「ブラックフライデー、広告」の検索件数は、昨年と比べて91%増え、2005年からは954%増えている。11月第2週において、実店舗を持つ小売店のなかでブラックフライデー広告に最も多くのユーザーを引き付けたのはWal-Martだった。2位はSears、3位はBest Buy。Hitwiseは、ブラックフライデーに安売りをするサイトがあるという知識を持っていたり、新聞や一般広告の前にオンラインでセール品の情報が流出することを知っている消費者が増えていると分析している。

 調査対象サイトの中で11月第2週、最も訪問者数が多かったのはAmazon.comで、そのシェアは小売りサイトのトップ100社中11.49%。2位はWal-Martで6.72%、3位はTargetで4.64%だった。またこの期間中、検索件数が多かった上位3つの人気商品は、「iPod」「Wii」「UGG」(オーストラリアのブーツブランド)だった。

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