セキュリティ企業の米Sunbelt Softwareは1月21日、Microsoftのアップデートを装ってマルウェアに感染させるスパムメールが出回っていると伝えた。
Sunbeltがブログに掲載したスクリーンショットによると、問題のスパムは差出人に「Microsoft update(update@microsoft.com)」というアドレスを表示してMicrosoftから届いたように装い、件名は「Keep your computer up to date」となっている。
本文は英語で「12時間以内にPCをアップデートしないと、Windowsの有効期限が切れます」と記され、「Windowsのアップデートが必要かどうかをチェック」するためと称してユーザーがリンクをクリックするよう仕向けている。
実際にはこのメールの狙いは、「IRC.Backdoor.Trojan」というバックドア機能を持ったトロイの木馬に感染させることだという。
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