ファンワークスや電通などが参加する「東京オンリーピック連盟」は2月4日、架空のスポーツをテーマにした映像作品「東京オンリーピック」を制作すると発表した。「スキージャンプペア」の真島理一郎さんが総監督を務め、15人のクリエイターが参加。YouTubeではユーザーからも作品を募集する。クリエイターとユーザーの作品をDVDに収録し、9月末に発売する予定だ。
架空の夏季オリンピック競技をテーマに、クリエイターが実写やCG、クレイアニメなどで5〜10分ほどの作品を制作する。真島さんと、真島さんが選んだ14人のクリエイターが参加する。
まずは同日、公式サイトと、YouTubeの「東京オンリーピックチャンネル」を開設した。
東京オンリーピックチャンネルでは、予告編や参加クリエイターの過去の作品などを公開。架空のスポーツ競技や、「走る」「聖火リレー」など特定のテーマについて一般から動画を募集する投稿コンテストも開く。優秀作品はDVDにも収録する予定だ。
公式サイトは、架空の「国際オンリーピック委員会(IOPC)」が運営するサイトという設定。映像を制作する各クリエイターを「競技委員長」として写真付きで紹介している。
公式サイトによると、オンリーピックは「Only Pictures」の略で、大会スローガンは「No.1にならなくてもいい。オンリー1のスポーツ大会になればいい」。さらに「2008年はオンリーピック元年。記念すべき第1回の大会は、日出ずる国の首都東京での開催となります」などと説明している。
ファンワークスやデジタルハリウッド、キネマ旬報、電通などが参加する「東京オンリーピック連盟」運営する。北京オリンピック開催に合わせて8月には、映像作品を一般の人に見てもらうイベントも開く予定だ。
ファンワークスの高山晃代表取締役は「Web2.0が始まって初めてのオリンピックイヤー。オリンピック同様、オンリーピックもネット上で盛り上がってほしい。これから4年に1度、オンリーピックをできれば」と話す。DVDの販売目標は「50万枚を売り上げた『スキージャンプペア』を超えるくらい」という。
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