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Googleのトップ3、2007年も給与は1ドル

» 2008年03月26日 18時02分 公開
[ITmedia]

 米Googleトップ3人の給与は、2007年も1ドルだった。同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した報告書で明らかになった。

 同社の創設者サーゲイ・ブリン氏とラリー・ペイジ氏、CEOのエリック・シュミット氏は2004年以来、自らの希望で年間給与を1ドルとしている。ただしブリン氏とペイジ氏は2007年にボーナスとしてそれぞれ1723ドル、シュミット氏は1898ドルを受け取った。シュミット氏はさらに、警護のための費用47万4662ドルを含め、47万8662ドルをGoogleから支給された。ストックオプションや株式による報酬はなかった。

image 2004年10月にそろって来日した当時のブリン氏(左)とペイジ氏

 3氏が保有するGoogleのClass B株式(議決権付株式)は、シュミット氏が約950万株(Class B株のおよそ12%)、ペイジ氏が約2915万株(38%)、ブリン氏が約2863万株(37.3%)。シュミット氏の保有株数は前年の1070万株から減少しており、残る2人の保有数はほぼ変わっていない。

 Google株は昨年11月に747.24ドルの高値を付けた後、現在は450.78ドルに値を下げている。ペイジ氏とブリン氏の保有株はピーク時の約210億ドルから130億ドルへと価値が下がったことになる。

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