非営利組織Creative Commonsは4月1日、ベンチャーキャピタリストの伊藤穣一氏がローレンス・レッシグ氏に替わって同団体のCEOに就任すると発表した。
レッシグ氏はスタンフォード大学法学教授で、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの提唱者。最近同氏は著作権問題から政治的腐敗の追及へとシフトしており、先月には政府の裏金問題を追及する草の根組織「Change Congress」を立ち上げた。この新たな活動に集中するためCEOを退任するが、Creative Commonsの理事会にはとどまる。
伊藤氏は起業家でフリーカルチャー支持者。2006年からCreative Commonsの理事長を務めている。
Creative Commons理事長には伊藤氏に替わってデューク大学法学教授で創設理事のジェームズ・ボイル氏が就く。
また同団体はこの日、William and Flora Hewlett Foundationから400万ドルの支援を受けることも明らかにした。
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