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富士通、基幹IAサーバに中小規模向けエントリーモデル

» 2008年04月18日 08時28分 公開
[ITmedia]
photo PRIMEQUEST 510A

 富士通は4月17日、基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」に、デュアルコアItanium 9100番台を搭載した「500Aシリーズ」を追加し、販売を始めた。

 新製品「510A」は最大4CPUの搭載が可能。PRIMEQUESTが従来対象としてきたのは基幹系などの大規模システム向けだが、新製品は中小規模データベースなどに向くエントリーモデルとして投入する。

 チップセットはミッドレンジ、ハイエンドと共通の自社開発品を採用。5Uサイズのコンパクト型で、AC100ボルト電源にも対応する。サポートOSはLinux(Red Hat、SuSE)とWindows(Server 2008/2003)。価格は300万円(税別)から。

 ミッドレンジとハイエンドも一新し、それぞれ「520A」「540A」「580A」として販売する。580AはSAP 2階層SD標準ベンチマークで、Windows Server搭載サーバとして世界最高記録を達成したという。

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