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Windows XP SP3導入でFlash Playerが脆弱に?MSがアップデートで勧告

» 2008年06月03日 08時14分 公開
[ITmedia]

 SANS Internet Storm Centerは6月2日、MicrosoftのWindows XP Service Pack 3(SP3)を導入すると、脆弱性がある旧バージョンのFlash Playerがインストールされてしまうようだと伝えた。

 この脆弱性はFlash Player 8.0.24.0とそれ以前のバージョンに存在するもので、悪用されるとシステムを制御される恐れがある。Adobeは2006年9月にアップデートを公開しており、対処済みだった。

 しかしMicrosoftは5月13日付で、2006年9月に公開した技術情報の内容を改訂。脆弱性のあるバージョンのFlash Playerが、Windows XP SP2とSP3、XP Professional x64 Editionで再配布されたことを明らかにした。

 Windows XP SP2とXP Professional x64 Editionの場合、これまでに配布されたセキュリティアップデートを適用していれば改めて更新する必要はないという。しかしXP SP3の場合、Flash Playerの脆弱性に対処するセキュリティアップデートを直ちに適用するよう、ユーザーに促している。

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