米Microsoftは6月3日、低価格デスクトップPC向けにもWindows XPの販売を延長することを明らかにした。
Windows XPは6月30日に小売りおよびOEM向け販売が終了するが、Microsoftは、Netbook(低価格ノートPC)向けに限ってWindows XP HomeのOEM販売期間を延長する方針を4月に発表している。このほど、Windows搭載Netbookの成功を受けて、この方針を「Nettop」と呼ばれる低価格デスクトップPCにも適用するという。
NetbookおよびNettopは、電子メールやWeb閲覧、インスタントメッセージングなどインターネットベースの活動に最適化された低価格デバイス。ASUSのEee PCなどがこのカテゴリーに入る。この種のデバイスへの需要が高まるに伴って、パートナーからOSとしてWindowsを載せたいという要望が出てきたとMicrosoftは述べている。
「顧客とパートナーは、NetbookとNettopにWindowsを搭載したいと明言してきた」とMicrosoftのOEM部門コーポレート副社長スティーブン・グッゲンハイマー氏は発表文で述べている。「当社はこれらデバイス向けにWindowsを提供することにコミットする」
MicrosoftはWindows搭載デバイスの提供で、Acer、ASUSTeK Computer、BenQ、Dell、Gigabyte Technology、Hewlett-Packard(HP)、Lenovoなど20社を超えるPCメーカーと協力しているという。
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