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KDDI子会社、国内電報に参入 ネットで申し込み

» 2008年06月25日 07時00分 公開
[ITmedia]

 KDDI子会社のKDDIエボルバは6月24日、国内の電報事業に参入すると発表した。従来から展開していた国際電報サービス「でんぽっぽ」を7月1日から国内市場でも展開する。

 専用Webサイトから申し込みを受け付け、クレジットカードで決済する。日本通運と提携して配送し、配達完了通知をメールで送付するほか、日比谷花壇とも提携して花束付き電報も扱う。将来は携帯電話からの申し込みに対応することも検討する。

 メッセージは最大350文字(字数による従量課金はない)で、価格は1050円から。5000円以上する高級商品もそろえ、28種類のプランから選べるようにした。

 国内市場の9割以上を占めるNTTの電報はメッセージが従量課金制になっており、25文字までで660円、26〜30字で750円、96〜101字で2010円など。台紙は0円から。

 KDDIエボルバによると、国内の電報市場は1991年をピークに縮小傾向だったが、現在は慶弔用を中心に年間2000万通程度の利用が続いているという。ネットからの申し込みが急増し、高付加価値化も進んでいるという。

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