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Oracle、ソフト、サービスとも好調で増収増益

» 2008年06月27日 08時06分 公開
[ITmedia]

 米Oracleが6月25日発表した同社第4四半期(3〜5月期)決算は、売上高は72億3900万ドルで前年同期比24%増、純利益は同27%増の20億3700万ドル(1株当たり39セント)だった。

 売上高を分野別にみると、ソフトウェア収入が同26%増の59億7400万ドルで、サービス収入は18%増の12億6500万ドル。ソフトウェア収入のうち、新規ソフトウェアライセンス収入は27%増の31億4400万ドルで、ライセンス更新・サポート収入は25%増の28億3000万ドルとなっている。

 通年では、売上高は224億3000万ドルで前年比25%増、純利益は55億2100万ドル(1株当たり1.06ドル)で同29%増だった。

 通年での新規ソフトウェアライセンス収入は、前年比28%増の75億1500万ドル。チャールズ・フィリップス社長は、中でもアプリケーションの新規ライセンス収入が前年比38%増だったことに触れ、「一方、SAPの新規ソフトウェアライセンス収入は、年間13%増にとどまった。当社は3年連続で、SAPからアプリケーションの市場シェアを奪っている」とコメントしている。

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