Mac OS Xプリインストールマシンを販売して米Appleに訴えられたPsystarが8月28日、Appleを反訴したことを明らかにした。
Appleは7月、PsyStarがMac OS Xをプリインストールしたコンピュータ「OpenComputer」を販売していることに対し、Apple製マシン以外に同OSをインストールしてはいけないとする利用許諾契約に違反しているとして著作権侵害で訴訟を起こした。
Psystarはこれを受け、Appleを取引の制限、不当競争、違法な抱き合わせ、独占の維持など独禁法違反で反訴した。同社は、合法的に購入したMac OS Xと一緒にOpenComputerを出荷しているため、著作権侵害には当たらないとしている。さらに、Appleのパブリックソースライセンスの下で公開されているコードを利用しているとも主張している。
「今回の訴訟は、Appleのエンドユーザー利用許諾契約(EULA)の反競争的な性質と、Appleの著作権乱用に関する反競争的な戦術にかかわるものだ」とPsystarの弁護士コルビー・スプリンガー氏は述べている。
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