ソニーは9月9日、企業サイト「Sony Japan」のトップページを約2年半ぶりにリニューアルした。Ajax(Asynchronous JavaScript+XML)を活用して動的に構築。同社の動画サイト「eyeVio」と連携し、動画でメッセージを伝える。
Ajaxを活用したユーザーインタフェースを採用。コンテンツはタブで切り替えられるほか、「製品情報」「ゲーム」「映画」などメニューにマウスオーバーすると、サムネイル画像を表示する。
動画を利用して製品情報や企業イメージを伝える。ニュースリリース欄には、動画付きリリースだけを表示できるタブを配置。サムネイル写真も付け、報道関係者だけでなく一般ユーザーの目も引くよう工夫した。
同社がeyeVioで配信している番組「Sony Talk」のサムネイル画像を右カラムに掲載。社員が製品開発の舞台裏を語る動画などを紹介する。
新着情報はRSSで配信するほか、同社のウィジェットサービス「FLO:Q」のウィジェットでも配信。デスクトップウィジェットを紹介するページに、トップページから誘導する。
以前は製品やサービスの画像を中心に掲載していたページ上部には、同社がスポンサーとなっているFIFA(国際サッカー連盟)のイベント写真や、所属契約を結んでいるテニスプレーヤーの錦織圭選手、ゴルファーの上田桃子さんの写真などを表示する。
スポーツ文化への貢献をアピールし、スポーツの若々しいイメージや選手のチャレンジする姿勢を発信していく狙いだ。環境への取り組みも写真でアピールする。
技術情報や投資家情報、会社概要などのページへのリンクはページ上部へ移動させ、企業情報を見に来たユーザーへのナビゲーションを改善した。
壁紙の配信も始めた。これまで壁紙を配信していなかったが、サイト内検索で「壁紙」を検索するユーザーが多かったため。アクセスする時間によってダウンロードできる壁紙が異なり、何度もサイトを訪れてもらえるよう工夫した。壁紙にはデジタル一眼レフ「α」シリーズで撮影した写真を使っている。
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