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東芝、SDカード活用のコンテンツ販売普及促進 米企業に追加出資

» 2008年09月26日 07時00分 公開
[ITmedia]
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 東芝は9月25日、SDメモリーカードを活用した店頭コンテンツ販売事業を展開する米MOD Systemsに2000万ドルを追加出資すると発表した。出資合計は2400万ドルになる。東芝はHD DVD撤退以降、光ディスクに依存しない映像事業戦略を推進しおり、まず米国でダウンロード販売の普及に乗り出す。

 MODのコンテンツ販売システムは、店頭に設置した端末にコンテンツを配信し、ユーザーがSDカードにダウンロードする形で販売する仕組み。

 現在は音楽配信サービスを展開しているが、来年春から動画配信サービスを開始する計画で、ハリウッド映画などを販売する予定。東芝は動画配信に合わせ、プレーヤー機器や大容量SDカードを開発・販売する計画だ。

 MODの配信システムは、米NCRのチャネルを通じて販売を進める。東芝はNCRとも普及に向けて協力する。

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