東芝は9月25日、SDメモリーカードを活用した店頭コンテンツ販売事業を展開する米MOD Systemsに2000万ドルを追加出資すると発表した。出資合計は2400万ドルになる。東芝はHD DVD撤退以降、光ディスクに依存しない映像事業戦略を推進しおり、まず米国でダウンロード販売の普及に乗り出す。
MODのコンテンツ販売システムは、店頭に設置した端末にコンテンツを配信し、ユーザーがSDカードにダウンロードする形で販売する仕組み。
現在は音楽配信サービスを展開しているが、来年春から動画配信サービスを開始する計画で、ハリウッド映画などを販売する予定。東芝は動画配信に合わせ、プレーヤー機器や大容量SDカードを開発・販売する計画だ。
MODの配信システムは、米NCRのチャネルを通じて販売を進める。東芝はNCRとも普及に向けて協力する。
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