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Amazonの7〜9月期決算、純利益は48%増

» 2008年10月23日 08時37分 公開
[ITmedia]

 米Amazon.comが10月22日に発表した第3四半期(7〜9月期)決算は、売上高は前年同期比31%増の42億6000万ドル、純利益は同48%増の1億1800万ドル(1株当たり27セント)だった。

 為替変動の影響を除くと、売上高は前年同期比28%増となる。純利益も為替変動の影響により、1500万ドルの恩恵を受けたとしている。

 売上高は明らかにしていないが、同社で販売している書籍の売上冊数の10%以上を、Kindle版が占めているという。Kindle向けタイトルは現在18万5000を超えている。

 売上高を地域別にみると、北米地域は23億ドルで前年同期比29%増、欧州や日本などの海外部門は19億6000万ドルで33%増(為替影響を除くと28%増)だった。

 今後の見通しとしてAmazon.comでは、第4四半期(10〜12月期)については売上高を前年同期比で6〜23%増の60億〜70億ドル、営業利益を46%減〜13%増の1億4500万〜3億500万ドルと予想。2008年通年での売上高を24〜31%増の184億6000万〜194億6000万ドルとみており、前回決算時の予想(193億5000万〜201億ドル)を下方修正している。

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