米Sun Microsystemsが10月30日に発表した同社第1四半期(7〜9月期)決算は、売上高が前年同期比7.1%減の29億9000万ドル、純損失が16億7700万ドル(1株当たり2.24ドル)と、赤字を計上した。前年同期は8900万ドル(1株当たり10セント)の黒字だった。損失には、のれん代の減損処理に伴う14億4500万ドルの費用とリストラ関連の約6300万ドルが含まれる。
ジョナサン・シュワルツCEOは「SolarisベースのChip Multi-ThreadingシステムとOpen Storageシステムは引き続き伸びたが、景気の低迷が顧客、特にハイエンド事業を支えてくれる顧客を圧迫している」とした。
ただし新興国市場は堅調で、インドと中南米諸国での売上高が前年同期比12%増、ロシア、中東、アフリカでも2けた成長を記録したという。
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