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Rambus、NVIDIAの特許侵害に関する調査をITCに依頼

» 2008年11月08日 08時05分 公開
[ITmedia]

 米Rambusは11月6日、米国際貿易委員会(ITC)に、米NVIDIAの製品が同社の特許を侵害しているとして、調査を申請したことを明らかにした。

 NVIDIAのGPUなどの製品が、Rambusが所有する9件の特許を侵害しているとし、該当製品の米国への輸入や販売の差し止めを求めている。Rambusが特許侵害を主張しているのは、DDR、DDR2、DDR3、LPDDR、GDDR、GDDR2、GDDR3メモリコントローラを搭載するGPU、メディアプロセッサ、通信プロセッサ。

 RambusはNVIDIAだけでなく、NVIDIAの当該部品を自社製品に採用し米国で販売している企業も被告として挙げている。ASUSTek ComputerやHewlett-Packard(HP)など十数社の名前が挙げられている。

 ITCは今後30日以内に、今回の件について調査を行うかどうかを決定する。Rambusは今回の件とは別に、7月にNVIDIAを特許侵害で提訴している。

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