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パリス・ヒルトンの公式サイトがハッキングマルウェアへ誘導

» 2009年01月16日 08時34分 公開
[ITmedia]

 米タレントのパリス・ヒルトンの公式サイトがハッキングされ、不正コードが仕掛けられたとセキュリティ各社が伝えた。

 F-SecureやTrend Microによると、同サイトには数日前に不正iFrameが挿入され、ユーザーがサイトにアクセスするとポップアップ画面が表示されてFlash Player更新版のダウンロードを促される状態になっていた。

 しかしこのファイルの実態はマルウェアで、感染すると外部のサイトに接続してファイルを取得しようとするという。

 F-Secureによれば、1月15日の時点で問題の不正iFrameは削除されたもよう。しかし攻撃側は人気サイトをハッキングする傾向が強まっており、100%信頼できるサイトなど存在しないと警鐘を鳴らしている。

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