独DRAMメーカーQimondaは1月23日、ミュンヘンの裁判所に破産手続き開始の申請を行ったことを明らかにした。実施中の再建プログラムの一環として組織を再編することが目的という。
同社は破産申請の理由について、DRAM価格が大幅に下落したこと、資本市場で資金が調達しにくくなったことを挙げている。同社は昨年10月に世界的な再編およびコスト削減プログラムを導入、11月には台湾のNanya Technologyと合弁で設立したInoteraの株式を売却している。
また同社は、ミュンヘンと西安の製品開発を整理統合したほか、米国の200ミリラインおよびドイツの部品製造施設での減産を進めている。人員と管理費の削減も開始した。
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