急成長と伝えられている米Twitterだが、加入しても利用を継続しないユーザーが60%以上――。米調査会社のNielsenが公式ブログで調査結果を明らかにした。
テレビ番組の人気司会者オプラ・ウィンフリーの加入や俳優のアシュトン・カッチャーの100万フォロワー獲得などの話題に誘われ、3月の同サービスの米ユニークビジター数は100%以上伸びた。だが、Twitterユーザーの60%以上は訪問した翌月には同サイトを訪れないという。つまり、再訪問率(サイトを訪れたユーザーが1カ月後に再訪問する割合で、ユーザーロイヤリティの指標となっている)が40%ということだ。オプラが加入する以前の12カ月では、再訪問率は毎月ほぼ30%を切っていた。
現在70%以上の再訪問率を保っている米Facebookと米MySpaceが現在のTwitterと同程度の成長を示していた時期の再訪問率は、Twitterの再訪問率の2倍だったという。
Nielsenは、Twitterが現在の成長率を保つには、より高いユーザーロイヤリティの確立が必要だとしている。
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