三菱電機が5月16日発表した2011年3月期の連結決算(米国会計基準)は、営業利益が2.5倍の2337億円になるなど、大幅な増益になった。
売上高は9%増の3兆6453億円。中国の工作機械や韓国・台湾のフラットパネル・半導体など、アジア市場の需要拡大でFAシステム事業が好調。パワー半導体と通信用光デバイスが好調だった電子デバイス部門は黒字転換した。家電部門もエコポイント効果などで増収増益だった。税引き前利益は3.3倍の2102億円、最終利益は4.4倍の1245億円だった。
今期の見通しは、売上高が3.4%増の3兆7700億円、営業利益が1.6%減の2300億円、税引き前利益が4.9%減の2000億円、最終利益が0.4%増の1250億円。
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