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Android版「Google Translate」、日本語を含む14カ国語の音声翻訳が可能に

» 2011年10月14日 12時12分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは10月13日(現地時間)、Android向け翻訳アプリ「Google Translate」の音声翻訳機能を日本語を含む14カ国語に対応させたと発表した。

 同アプリは3月、「Crisis Response版」として日本語と英語かスペイン語の間での音声翻訳に試験的に対応していたが、今回正式に、日本語、ポルトガル語、チェコ語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、中国語、ポーランド語、ロシア語、トルコ語をサポートした。

 アプリを起動してオリジナル言語と翻訳先言語を選び、入力枠の右横にあるマイクアイコンをタップしてマイクに向かって話すと、指定した言語に翻訳したテキストが表示され、スピーカーアイコンをタップするとそのテキストが読み上げられる。

 α版の「会話モード」にすると、画面の上下に2つのフキダシが表示され、例えば日本語→英語は上のフキダシをタップして入力し、英語→日本語は下のフキダシをタップして入力することで会話ができる。

 また、アプリが正確に聞き取れなかった場合のために、変換されたテキストを修正する画面が追加された。

 translate 会話モード(左と中央)とテキスト修正画面(右)

 同アプリは現在、テキストでの翻訳は63カ国語に対応し、音声入力は17カ国語に、テキスト読み上げは24カ国語に対応している。

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