米Googleは2月22日(現地時間)、Android版「Google Docs」をバージョン1.0.54にアップデートし、デスクトップ版で人気のあるリアルタイム共同編集機能を追加した。
リアルタイム共同編集機能は、文書を共有しているメンバーが加えた修正をリアルタイムで表示し、文書の横に新設したチャットスペースでコメントの交換ができるというもので、デスクトップ版には2010年4月に追加された。
共有しているドキュメントに他のメンバーが修正を加えると、デスクトップ版と同様にほぼリアルタイムでその操作が表示される。なお、スマートフォン版ではチャットスペースは表示されない(タブレット版は未確認)。
Android版で利用できる編集機能も増え、文字の強調や色の変更、リストの作成、パラグラフのインデント、編集のアンドゥーなどが可能になった。また、ピンチ・ズームにも対応した。
オフラインでの編集が可能になった前回のアップデートと、今回の編集機能の追加で、AndroidでのGoogleドキュメント利用はWebアプリよりネイティブアプリの方が便利になったといえる(ネイティブアプリのメニューの「ウェブモードで開く」でWebアプリ版に切り替えることも可能)。
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