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Nokia Lumia 900にソフトウェアのバグ発覚 100ドル提供+無償交換も

» 2012年04月11日 17時04分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 フィンランドのNokiaは4月11日(現地時間)、米国で8日に大々的に発売した米MicrosoftのWindows Phone搭載スマートフォン「Nokia Lumia 900」のメモリ管理ソフトウェアにデータが消失する恐れのあるバグがあったと発表し、謝罪した。

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 Nokiaは同端末を購入した全ユーザーに対し、独占キャリアである米AT&Tを通して100ドル分のクレジットを提供する。バグはハードウェアやネットワークには関係なく、純粋にソフトウェアにあるもので、4月16日に無線経由(OTA:Over The Air)でフィックスする予定だが、希望するユーザーには無償で新品のLumia 900との交換に応じるという。

 また、善意のしるしとして、4月21日までにLumia 900を購入するユーザーに対しても、100ドルのクレジットを提供するとしている。Lumia 900の価格は、2年契約付きで99.99ドルだ。

 Lumia 900は、NokiaとMicrosoftが提携を発表して以来、米国で発売する2台目のNokia製Windows Phoneだ(1台目は1月にT-Mobileから発売したLumia 710)。両社は同端末発売に当たり、ネット上ニューヨークやサンフランシスコなどの大都市で大々的なキャンペーンを行った。

 Nokiaはこの発表を「Putting people first(お客様が第一)」というタイトルのブログで行い、「Nokia Lumia 900は現行のどんなスマートフォンとも似ていない。99.99ドルという価格は非常にお買い得だが、(買えば0.01ドルもらえる)今や無敵になった」と書いている。

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