NTTデータとNTTデータユニバーシティは5月から、グループの若手リーダー層を対象にアジャイル開発研修を行う。短期間でのシステム開発が求められているのに対応し、今後3年間で約1000人のアジャイル開発人材を育成する計画だ。
主にグループの入社3〜5年目の若手リーダーが対象。アジャイル開発で代表的な「Scrum」開発手法の基本的な考え方や進め方を学び、自組織に取り入れていくことができるようにするのが目標という。
初年度に300人を対象に実施し、3年間で1000人に研修を実施する計画。「XP」開発手法などについての研修メニューなども拡充していく。
国内ではWebサービスやゲーム開発でアジャイル開発が盛んに取り入れられているが、SI業界では普及が進んでいないのが現状。ビジネス環境の変化スピードが加速し、より短期間でのシステム開発が求められいるのを受け、アジャイル開発に対応できる人材育成を図っていく。
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