米Appleは7月25日(現地時間)、新OS「OS X Mountain Lion」の発売に合わせ、Webブラウザ「Safari」もアップデートした。旧OSの「OS X Lion」でも「Apple Software Update」で更新できる。
OS X Lionでは、タブビューやiCloudタブ、共有機能などの一部の新機能は利用できないが、スマート検索フィールドやオフラインのリーディングリスト、Webサイトによる行動追跡拒否の意思を示す「Do Not Track」への対応などが加わった。新機能については、Safariの新機能のページを参照のこと。
なお、従来SafariのページにあったWindows版Safariのダウンロードボタンがなくなっている。また、Windows版Safariの最新版であるバージョン5.1.7をインストールしてあるPCで「Apple Software Update」を起動しても「お使いのソフトウェアは最新のものです。」と表示される。
Appleが今後、Windows版Safariの提供をやめるのかどうかは不明だ。Apple関連の米メディア9TO5Macによると、開発者向けのプレβ版に当たるWebkitのNightlyビルドはダウンロードできるという。
米Microsoftが10月26日に発売予定の次期OS「Windows 8」向けWebブラウザとしては、米GoogleのChromeとMozillaのFirefoxは提供される見込みだが、AppleはSafariを対応させるかどうか明らかにしていない。
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