米Googleは11月6日(現地時間)、Google検索の結果ページのレイアウトを変更したと発表した。ページの左カラムにあった一連の検索ツールが検索枠の下に移動した。米国版は既に新しいレイアウトになっている。Googleは他の地域にも順次新レイアウトを提供していくとしている。
従来左カラムにあったすべてのツールが移動しており、「more」の下にはレシピなどジャンルによるフィルタツールが、「Search tools」の下には期間指定と領域指定のツールがまとまっている。
タブレットやスマートフォンなど、さまざまな画面サイズでの検索結果のユーザー体験を統一するのが目的という。iOSおよびAndroid端末のWebブラウザで利用するGoogle検索では、既にツールが検索枠の下に表示されるようになっている。
今のところ、これまで検索ツールがあったページ左側のスペースはそのまま空白になっている。米国版Google検索では5月に発表した「Knowledge Graph」がページの右側に表示されるようになっているので、将来的にはこの左側のスペースをなくし、Knowledge Graphのスペースが広がるのかもしれない。また、各種Googleサービスにわたって表示されるページトップの黒いツールバーと重複する項目(画像、地図、ニュース)があるため、ツールの項目は今後整理される可能性がある。
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