角川グループホールディングス(角川GHD)は1月9日、4月1日付けで行うグループの再編を発表した。グループの出版物の営業・宣伝・資材調達を担当する100%子会社・角川グループパブリッシング(角川GP)を吸収合併するほか、100%子会社の中経出版がその子会社の新人物往来社を吸収合併する。
角川GPの吸収合併により、より主導的な立場でグループ全体のデジタル戦略の推進などが行えるとしている。
同時に中経出版がその100%子会社の新人物往来社を吸収。両社のコンテンツと編集ノウハウ、営業力を集結し、一般書ジャンルをさらに強化するのが狙い。
新人物往来社は1952年創業で、「歴史読本」など歴史関連書専門の出版社として知られる。2008年に中経出版が子会社化した。今後、歴史読本や「新人物分個」などは合併後の中経出版が引き続き運営し、「新人物往来社」ブランドは今後も継続するとしている。中経出版は2009年に角川GHDが子会社化していた。
また角川書店がスタジオ事業を新設分割し、新会社「角川大映」を設立する。
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