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Google、Chrome 25 βで「Web Speech API」をサポート 音声認識Webアプリ作成が可能に

» 2013年01月15日 13時35分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは1月14日(現地時間)、Webブラウザ「Google Chrome」のバージョン25 β版をリリースした。Chromeのページからダウンロードできる。

 このアップデートで、Webアプリに音声認識機能を組み込めるJavaScript API、「Web Speech API」を搭載した。例えば口述筆記ができるテキストエディタや、アバターを音声の命令で動かせるRPG、バーチャルラップバトルアプリなどが作れるという。

 GoogleはWeb Speech APIを使って構築したメール作成Webアプリのデモを公開している。このページで音声で入力した文章をGmailに転送し、メールとして送信できる。選択できる言語は日本語を含む32言語だ。

 speech 音声入力のデモページ(Chrome 25 βで開くと音声でテキスト入力できる)

 Chrome 25 βにはこの他、先月からテストしていた「新しいタブ」への検索ツールの追加や、ユーザーが知らないうちにインストールされるWebブラウザの拡張機能をデフォルトで無効化する機能、多数の開発者向けの新機能が追加された。開発者向け新機能については公式ブログを参照されたい。

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