2月7日にスクウェア・エニックスがリメイク版を発売する「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」(ニンテンドー3DS)。任天堂の岩田聡社長がインタビューする「社長が訊く」に堀井雄二さんらが登場し、作品の狙いやリメイク版について語っている。
同作品は冒頭から長い間バトルがないまま物語が進む異色の出だしで知られる。堀井さんによると、難解な謎解きが必要だったアドベンチャーゲーム「MYST」を当時気に入っていて、「ゲームをはじめると謎解きをメインに展開する構成にしたんですね。だから冒頭の5時間くらいは、戦闘なしで物語を進めるというふうに」という形にしたのだという。「まあ、いま振り返ると『あれは必要だったかな?』とは思いますが(笑)」
プレイ時間が100時間を超えるほどのボリュームに、エンディングにたどりつけず脱落するプレイヤーが続出したが、堀井さんは「今回は石版を見つけやすくしましたし、迷うことはあっても、詰まることはないと思います。かなりのボリュームですが、携帯機ということでちょこちょこと短時間でも遊んでもらえれば、今度は最後までいってもらえるんじゃないかな」と話す。「全員終われる『VII』にしよう」がスタッフの目標だったという。
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