DeNA、音楽アプリ「Groovy」公開 99円で17回ストリーミング再生、SNS機能も
ディー・エヌ・エー(DeNA)は3月28日、スマートフォン向け音楽プレイヤーアプリ「Groovy」をAndroid向けに公開した。気になる楽曲を低額でストリーミング再生できる機能、同じアーティストのファン同士でつながり、再生楽曲などを共有できるSNS機能、再生中の楽曲の歌詞を表示する機能などが特徴だ。iPhoneアプリも近く公開する。
ユナイテッドの音楽再生アプリ「Discodeer」(ディスコディア)をベースにしたサービス。ソニー・ミュージックエンタテイメントやユニバーサルミュージック、ビクターエンタテインメントなど39社のコンテンツパートナーと協力し、100万曲を用意した。
楽曲は、45秒間の試聴、Webストアでのダウンロード購入(320KbpsのAAC Plus、1曲250円前後)、「プレイチケット」を使ったストリーミング再生に対応。プレイチケットは、楽曲をストリーミングでフル再生するためのチケットで、会員登録時に30回分を付与するほか、友だち紹介などでもプレゼントする。無料分を消費した後は、17回再生可能なチケットを、99円で購入可能だ。
同一の楽曲のストリーミング再生は、1カ月に3回まで。アーティストやレコード会社の方針で、一部、ストリーミング再生に対応していない曲もある。
SNS機能を備えた。アーティストごとにファンページを備え、同じアーティストの楽曲を3回以上聴くと、自動で「ファン」に登録される。同じアーティストのファンをフォローすれば、相手が聴いている曲を取得可能。同じアーティストを好きな人が聴いている曲が分かる「ミュージックインタレストグラフ」を構築でき、「好みの曲が次々集まる」としている。ファンページからは、アーティストのライブ情報などの配信を計画している。
それぞれの楽曲で、ジャケット画像を表示するなどビジュアルも重視。再生中の楽曲の歌詞を表示する機能を備え、90万曲の歌詞表示に対応した。他社ストアで購入するなどして端末にダウンロード済みの楽曲を、アプリから再生することも可能だ。
「Spotify」など定額制音楽配信に注目が集まる中、定額制ではなくチケットによるストリーミングを選んだ理由について、同社の守安功社長は、「定額制サービスはハードルが高い。Groovyの仕組みなら、無料で楽曲に触れられる」と説明。音楽に特化したSNSを構築する考えで、モバゲーなど同社のほかサービスとの連携は考えていないという。今後は「ユーザーの声を聞きながら、日々進化させたい」と話している。
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