米Googleは10月21日(現地時間)、Google Mapsをベースにした地図作成サービス「Google Maps Engine」の新エディション「Google Maps Engine Pro」を発表した。
Google Maps Engineは、Googleクラウドの機能を利用して地図を作成、公開するための企業向けツール。企業サイトのアクセスマップなどに活用されている。6月に公開された「Google Maps Engine API」により、地図作成はそれまでより簡単になったとはいえ、アプリ開発担当がいないような小規模ビジネスにとっては使いこなすのが難しかった。
Google Maps Engine Proは、Google Maps Engineほど複雑なことはできないが、プログラミングの知識がなくてもスプレッドシートやデータベースなどからデータをインポートすることで、地図に視覚的な情報を追加できるという。
同社はまた、Google Maps Engineにモバイルアプリと、他のアプリケーションのデータを移植するためのコネクタツールを追加したことも発表した。また、Google Maps Engineを無料で試すためのアカウントの提供も開始した。
Google Maps EngineとGoogle Maps Engine Proの違いは以下の通り。Proの価格はユーザー1人当たり月額5ドルだ。
同社は、一般ユーザー向けの無料地図作成ツール「Google Maps Engine Lite」のβ版も提供している。
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