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“iPhone 6”発表直前、iPhoneシェアのトップはいまだ「iPhone 5」

» 2014年09月09日 08時06分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Appleが次期iPhoneを披露するとみられる発表イベントを目前に控え、米調査会社Localyticsは9月8日(現地時間)、8月の世界でのiPhoneのモデル別シェアを発表した。

 2012年9月に発売された「iPhone 5」が、現行の最新上位モデル「iPhone 5s」(発売は2013年9月)を2ポイント上回る27%でトップだった。これは、ユーザーは2年契約付きで端末を購入することが多いためだろうとLocalyticsはみている。

 local 2014年8月におけるiPhoneモデル別シェア(資料:Localytics)

 Localyticsは1億台以上のiOS端末を対象にこの調査を行った。

 iPhone 5sと同時に発売された「iPhone 5c」は8%で、2モデル合わせると33%になる。

 iPhone 5は既にAppleのオンラインショップでは販売していない。「iPhone 4s」はまだ販売しており、シェアは21%だ。

 local 2 米国のAppleストア

 9日に発表されるとみられる“iPhone 6”に関するうわさでは、ディスプレイサイズが4.7インチと5.5インチの2モデルで、後者は“iPhone 6 Plus”という名称。NFCを搭載し、モバイル財布機能が利用でき、同時に発表されるという“iWatch”(仮)と連係させて健康・フィットネス機能を利用できるとされている。

 発売は、これまでのiPhoneと同じ流れであれば19日(金曜日)になる見込みだ。5.5インチモデルは遅れるとの見方もあるが、iPhone 5sのゴールドモデルと同じように供給量は少なくても4.7インチと同時に発売されるようだ。

 発表イベントは日本時間の10日午前2時から、Appleの特設サイトで視聴できる。

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