米Facebookは9月18日(現地時間)、ニュースフィードに表示する投稿の優先順位を変える2つのアルゴリズム変更を発表した。
今回の変更は、友達や「いいね!」したページからのタイムリーな投稿を適切なタイミングで優先的に表示させることが目的という。
まず、1月に発表した「トレンド」で話題になっているテーマについての友達やページの投稿を優先的に表示する。
そうした投稿の上部には、トレンドアイコンとトレンドのキーワードが表示される。
もう1つの変更は、投稿に対する「いいね!」やコメントが付く速さを加味するということ。従来は、「いいね!」やコメントの量をシグナルにしていたが、注目される投稿ほど反響も速いという判断だ。こうした投稿は投稿直後に優先的にニュースフィードに表示され、時間がたつと下がっていく。このシグナルは、昨年8月から実施しているバンプ(古い投稿でも「いいね!」やコメントが多くついたものを再表示すること)にも反映させるという。
Facebookは米Twitterと異なり、ユーザーの友達や「いいね!」したページの投稿をすべては表示しない。同社は「ユーザーに適したコンテンツを適したタイミングで提供するのがニュースフィードの目標」として、頻繁に表示アルゴリズムを変更している。
今回のアルゴリズム変更は“ローリングアウト”していく。ページに与える影響はほとんどないといい、同社はページオーナーに「素晴らしいコンテンツを提供し続け」るよう勧めている。
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