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日本初の自治体公式Ingressイベント「ポータル探して盛岡街歩き」、岩手県庁が開催

» 2014年10月27日 15時53分 公開
[山崎春奈,ITmedia]

 岩手県庁がGoogleが提供するスマホ向け位置情報ゲーム「Ingress」を利用したイベント「ポータル探して盛岡街歩き」を11月9日に開催する。9月に発足した「岩手県庁Ingress活用研究会」の第1弾企画だ。ゲームをプレイしやすい環境を整え、観光客の増加などにつなげる狙い。

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 第1弾イベント「ポータル探して盛岡街歩き」は、ボランティアガイドや同研究会のメンバーとともにチームで市内の歴史や文化を学べるコースを散策しながらポータル(チェックイン・ポイント)候補地の探索・申請を行うミニツアー。参加費は交通費や資料などの実費のみで、無料〜300円。全3コースの中から参加希望を添えて事前に電子メールで申し込む必要がある。

 すでにプレイしている人だけでなく、自治体や観光関係者などでIngressの活用を考えている人や初心者の参加も歓迎。活動を通じて岩手でIngressが盛り上がっている状況を作り出し、国内のエージェント(同ゲームのプレイヤー)の観光目的の訪問を期待するほか、住民が改めて盛岡の魅力を再発見する機会にできればとしている。

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