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ドワンゴ“ニコ生以来の大型サービス”「ニコキャス」公開 ライブ映像をタイル状画面で

» 2014年12月12日 18時20分 公開
[ITmedia]

 ドワンゴは12月12日、ユーザーがライブ映像を配信したり、視聴者と交流できるサービス「nicocas」(ニコキャス)を公開した。PCからも視聴できるが、配信やコメントは専用のiPhoneアプリ「nicocas」にTwitterアカウントでログインして行う。


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 配信者(キャス主)は、アプリをインストールしてTwitterアカウントでログインすれば、iPhoneのカメラ機能を使って15分間ライブ映像を配信できる。配信時間は延長できるが、無料で配信できるのは合計30分まで。それより長く配信するには仮想通貨「ニコイン」が必要。

 アプリのトップ画面には多数のライブ番組がタイル状に並んでおり、視聴者が気になる番組をタップするとその番組が拡大され、大きな画面で視聴できる。拡大画面で視聴中に左右にスワイプすれば“隣”の番組に移動できる。視聴はPCからも可能だがコメントはできない。

 Twitterでログインすればキャス主とコメントで交流でき、キャス主に「ニコイン」をプレゼントすることもできる。ニコニコのプレミアムアカウントでログインすると、無料の「ニコイン」が通常の2倍もらたり、視聴や放送が専用枠でできるなどの特典がある。

 nicocasは、同社の川上量生会長が「ニコニコ生放送以来の大型サービスになる」と語っていたもの。ログインにニコニコアカウントではなくTwitterアカウントを使うなどTwitterと強く連携しており、先行するライブ映像配信サービス「ツイキャス」を意識しているようだ。

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