米Appleは2月5日(現地時間)、公式サイト上で「Photos for OS X」のプレビューページを公開した。「Coming This Spring(今春登場)」となっている。同日、開発者向けにリリースされた「OS X 10.10.3」の写真アプリは既に「iPhoto」ではなく、「Photos」になっている。
同社は昨年6月に、プロ向け写真ソフト「Aperture」の開発を中止し、同ソフトのライブラリをPhotos for OS Xに移行できるようにすると予告していた。Apertureの多数の写真編集機能がPhotos for OS Xに引き継がれている。
Photos for OS XのアイコンがiOSのPhotos(日本では「写真」)と同じであることから分かるように、MacとiOS端末での写真データのやりとりが従来よりシームレスになる。昨年10月の「iOS 8.1」の発表イベントの際にβ版が登場した「iCloud Photo Library」を介してMac、iPad、iPhoneの写真および動画データを同期できる。
iCloud Photo Libraryは「iCloud Drive」のストレージを使う。iCloud Driveの無料容量は5Gバイトで、20Gバイト(月額100円)〜1Tバイト(月額2400円)に拡張できる。
デザインやユーザーインタフェース(UI)もiOS版のPhotosで馴染んでいるものに近いが、明るさや色調の調整やフィルタなど、iOS版よりも高度な編集機能が盛り込まれている。
また、Photos内の写真を直接FacebookやTwitter、Flickr、メールなどで共有できる。Photosでは、iOS端末だけでなく、Macに接続したデジタルカメラやメモリカード内の写真もインポートできる。ただし、Photosの設定ですべてをiCloudにアップロードするようにしていると、フルサイズの写真がiCloudに保存される。
Photos for OS Xは、今春予定されているOS X 10.10.3のアップデートの一環として提供される見込み。iPhotoのライブラリはアップデートの際に自動的にPhotos for OS Xに移行する。
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