安倍晋三首相のTwitterアカウントから山本一太参院議員によるものとみられる投稿がツイートされ、山本氏による“誤爆”ではないかと騒ぎになった。安倍首相の普段のツイートが実際には山本氏によるものではと疑う声も上がったが、山本氏は5月1日、「誤操作」を謝罪し、「首相がツイートする時間がなかなか取れないので、総理の要請で代わりに投稿している」と釈明した。
“誤爆”騒ぎは4月30日夜に起きたもので、安倍首相のTwitterアカウントから「ワシントンDCからサンフランシスコ行きの飛行機に乗り込んだ」「空港で総理を出迎える」といった文章と一緒に山本氏の写真が投稿された。安倍首相のツイートとしては不自然な内容で、その後同じ内容が山本氏のアカウントからツイートされたため、「山本氏が安倍首相のアカウントを管理しており、誤って安倍首相のアカウントからツイートしてしまったのでは」と指摘する声が上がった。
山本氏は「自民党総裁ネット戦略アドバイサー」を務めており、安倍首相アカウントから投稿されている普段のツイートは実際には山本氏によるものではないかと疑う声も上がっていた。
山本氏は5月1日、自身のTwitterアカウントで「誤って総理のパーソナルアカウントに投稿してしまった。すぐに気がついて消したが、『一太が総理になりすましている』という情報が飛び交っているらしい。でも、これは事実と違う」と釈明。安倍首相アカウントのツイートは「総理自身の言葉」だが、ツイートする時間が取れないため、「総理の要請でネット戦略アドバイザーの自分が代わりに総理の言葉を投稿している」という。その上で、「誤操作で混乱を招いたことを重ねてお詫びします」と謝罪した。安倍首相にも直接詫びたという。
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