10年以上前の実用書やグルメ本……武雄市図書館の選書にCCCが「反省」 増田社長名でコメント発表
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は9月10日、同社が指定管理者として運営している武雄市図書館(佐賀県武雄市)に追加納入した書籍が「図書館の蔵書としてふさわしくない」などと批判されていることを受け、「より精度の高い選書を行うべき点があった事を反省している」とのコメントを、増田宗昭社長名で発表した。
同社は2013年4月に同図書館の業務委託を受け、蔵書1万132冊を追加納入。当時、同社が出資していた古書店・ネットオフなどから商品リストを事前に確認した上で購入したもので、納入金額は760万円(装備費・流費含む)だったという。
追加納入された蔵書リストとされる文書が今年8月、ネットで公開されると、ネットユーザーやマスメディアから「図書館の蔵書としてふさわしくない」などと批判を浴びた。その大半が実用書で、「公認会計士第2次試験 2001」など10年以上前の試験対策本や、08年発行の「あと6年使う! XPパソコン快適化大作戦」など古いPC本、97年発行の「ラーメンマップ埼玉 2」など武雄市から遠く離れた地域の古いグルメ本なども含まれていたためだ。
同社のコメントによると、追加納入した蔵書のうち、13年4月のリニューアル開館から今年9月9日までの約2年半で、一度も借りられていない蔵書が1630冊あったことを明らかにした。これを受け、同社が改めて同じ数の書籍を新たに選び、寄贈するという。
同社は「これまでと変わらず市当局と連携をし、細心の注意をもって今後の運営に注力する」としている。
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