6月23日(現地時間)に実施された英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる国民投票で、英国民は離脱を選んだ。だが、この決定が自国に何をもたらすのかを事前に調べた国民は少なかったのかもしれない。離脱確定直後、Google検索で「われわれ(英国民)がEUを離脱したらどうなる?」という検索キーワードが250%増加したと、米GoogleのGoogleトレンドチームがツイートした。
また、離脱確定後の検索キーワードの2位は「EUとは何か?」だったという。
英BBCによると、国民投票の結果は24日午前7時ごろに判明した。離脱が51.9%、残留が48.1%で離脱が決まった。投票率は72.1%だった。
Googleトレンドは特定の検索キーワードの検索回数の変化を視覚化したもので、検索数の増減をそのまま反映するものではないが、文字通りトレンドの参考にはなる。
離脱確定後にはまた、英国で「アイルランドのパスポート」というキーワードが2倍になったという(アイルランド共和国は英国の一部である北アイルランドに接する国で、EU加盟国)。
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