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運転台に両足上げて新幹線運転 Twitterの投稿写真で発覚 JR東海「極めて不適切」

» 2016年09月08日 15時10分 公開
[ITmedia]

 JR東海は9月8日、東海道新幹線の運転業務を担当する男性社員(29)が6日、運転台に両足を上げる「極めて不適切な姿勢」で「こだま」を運転していたとし、「厳正に対処する」と発表した。

 JR東海によると、6日午後1時55分ごろ、「こだま653号」(700系16両編成)の掛川駅〜浜松駅間で、名古屋運輸所所属の運転士が、運転台に足を上げた状態で運転していたという。

 あるTwitterユーザーが同日、新幹線の外から運転席をとらえた写真を投稿。ガラス越しに両足の足の裏が映っており、「足を上げたまま新幹線を運転するのは不適切では」と、ネットユーザーの間で話題になっていた。

 この写真についてJR東海に複数件問い合わせがあり、調査したところ発覚した。運転士は「楽な姿勢をとるためやっていた。過去にも5〜6回、足を上げて運転したことがある」と話しているという。

 JR東海は「新幹線の運転士としてあってはならない行為で、極めて不適切」とし、「厳正に対処する」としている。また、この件を全乗務員に周知し、指導を徹底するとしている。

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