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「日清ラ王」の味を擬人化、スマホをかざせば美少女キャラが 声優の「麺をすする音」も収録

» 2016年09月20日 10時00分 公開
[ITmedia]

 日清食品は9月20日、カップ麺「日清ラ王」のパッケージでAR(拡張現実)を楽しめるキャンペーン「お湯5分、食べる3分 マジで恋する8分間」を始めた。対応するカップにスマートフォンをかざせば、ラ王を擬人化した美少女キャラクターが登場。ユーザーとラーメンができるのを待ったり、一緒に食べてくれたりするという。

photo お湯5分、食べる3分 マジで恋する8分間

 ARアプリ「aug!」(ナレッジワークス製)をスマホにダウンロードし、カップ麺のパッケージをカメラで撮影すれば、キャラクターが空中に浮き上がるように登場。お湯を入れて待つ5分間と、食べる間の3分間の計8分間、キャラが話しかけてきたり、一緒に麺をすすったりするボイスドラマを楽しめる。

photo スマホをパッケージにかざすとキャラクターが空中に浮き上がるように登場

 CGモーションを使ってキャラの喜怒哀楽の表情を出すほか、せりふに合わせて空中にテロップも表示する。声の収録には、人が音を認知するのと同条件で録音する「バイノーラル録音」を採用。イヤフォンやヘッドフォンで聞くと、まるで目の前にキャラクターがいるかのようなリアルな声を楽しめるという。キャラを演じる声優が麺をすすったり、スープを飲んだりした音も収録。「一緒に食べている感にこだわった」(同社)としている。

 キャラはラ王の5種類の味を擬人化した5人姉妹という設定で、背脂コク醤油(CV.内田真礼さん)、香熟コク味噌(CV.早見沙織さん)、淡麗鶏だし塩(CV.洲崎綾さん)、双子キャラの濃熟とろ豚骨と魚介豚骨醤油(CV.松田利冴さん、松田颯水さん)が登場する。

 5人はユーザーを兄のように慕っており、「ラ王を作る間、彼女たちの会話に耳を傾け、親交を深め、そしてやがて恋に発展する!?……かもしれないストーリーを2.5次元的擬人化イラストと人気声優ボイスで描く」という。

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