日清食品は9月20日、カップ麺「日清ラ王」のパッケージでAR(拡張現実)を楽しめるキャンペーン「お湯5分、食べる3分 マジで恋する8分間」を始めた。対応するカップにスマートフォンをかざせば、ラ王を擬人化した美少女キャラクターが登場。ユーザーとラーメンができるのを待ったり、一緒に食べてくれたりするという。
ARアプリ「aug!」(ナレッジワークス製)をスマホにダウンロードし、カップ麺のパッケージをカメラで撮影すれば、キャラクターが空中に浮き上がるように登場。お湯を入れて待つ5分間と、食べる間の3分間の計8分間、キャラが話しかけてきたり、一緒に麺をすすったりするボイスドラマを楽しめる。
CGモーションを使ってキャラの喜怒哀楽の表情を出すほか、せりふに合わせて空中にテロップも表示する。声の収録には、人が音を認知するのと同条件で録音する「バイノーラル録音」を採用。イヤフォンやヘッドフォンで聞くと、まるで目の前にキャラクターがいるかのようなリアルな声を楽しめるという。キャラを演じる声優が麺をすすったり、スープを飲んだりした音も収録。「一緒に食べている感にこだわった」(同社)としている。
キャラはラ王の5種類の味を擬人化した5人姉妹という設定で、背脂コク醤油(CV.内田真礼さん)、香熟コク味噌(CV.早見沙織さん)、淡麗鶏だし塩(CV.洲崎綾さん)、双子キャラの濃熟とろ豚骨と魚介豚骨醤油(CV.松田利冴さん、松田颯水さん)が登場する。
5人はユーザーを兄のように慕っており、「ラ王を作る間、彼女たちの会話に耳を傾け、親交を深め、そしてやがて恋に発展する!?……かもしれないストーリーを2.5次元的擬人化イラストと人気声優ボイスで描く」という。
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