米Microsoftは10月26日(現地時間)、オリジナルブランドの液晶一体型デスクトップPC「Surface Studio」を発表した。最小構成価格は2999ドルから。米国では同日から予約を受け付ける。
AppleのiMacのようなオールインワン(AIO)タイプのPC。OSにはWindows 10を搭載。タッチパネル操作が可能なSurfaceシリーズの特徴はそのままに、最上位モデルではCPUに第6世代クアッドコアIntel Core i7、GPUにNVIDIAのGeForce GTX980M、32GBメインメモリ、2TBのSSDを搭載するなど、デスクトップタイプならではの高性能を実現している。
28インチのPixelSenseディスプレイ(4500×3000ピクセル・192ppi、アスペクト比3:2)を搭載。可動式のスタンドを採用し、ディスプレイ部分を引き倒すことで大型タブレットのようにも使える。タッチペン「Surface Pen」や新発表の入力デバイス「Surface Dial」などのオプションにも対応し、液晶ペンタブレットのように絵を描いたり、3Dモデリングしたり――といった利用が可能だ。
【修正履歴(10月27日午前1時29分)】掲載当初CPUを第7世代としていましたが、正しくは第6世代でした。おわびして訂正いたします。
Microsoftは2012年6月に初代「Surface」、13年に「Surface Pro」を発表し、タブレット端末とノートPCの特徴を兼ね備えた自社ブランド端末として同シリーズを展開してきた。15年にはノートPCタイプの「Surface Book」や大画面PC「Surface Hub」をそれぞれ発表しているが、液晶一体型デスクトップは今回が初めて。
同社はこの日、3D対応やVR(Virtual Reality)・MR(Mixed Reality)対応などを強化したWindows 10の次期アップデート「Windows 10 Creators Update」を17年春に公開すると発表した。
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