「鍵の盗み見にご注意を!」――福岡県警がこのほど、Twitterでそんな注意を呼び掛けた。見ず知らずの他人であっても、鍵に刻印された番号と製造メーカーが分かれば、合鍵を作製できる可能性があるという。
福岡県警によれば、他県で、男が女子大学生の自宅に合鍵を使って侵入するという事件が発生。犯行に使われた合鍵は、男が女子大学生の鍵番号をメモし、ネット上で合鍵販売業者に依頼して作製したものだったという。
県警は「合鍵は、鍵番号とメーカーが判明すれば作製できる」として、自宅の鍵を他人に見せたり、渡したりしないように注意喚起。鍵にカバーを付け、番号を隠すなどの対策をするように呼び掛けている。
合鍵の複製をめぐっては、SNSなどに投稿された写真から3Dプリンタを使って作製できる――という事例も報告されている(関連記事)。合鍵販売会社の「俺の合鍵」(埼玉県)は、「Twitterなどに、鍵の写真はアップしないようにしましょう!」と注意を促している。
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