ピクシブは10月13日、チャット形式の小説を投稿、閲覧できるスマートフォンアプリ「pixiv chatstory」を公開した。画面をタップすると、チャットアプリのような感覚で会話が表示され、物語が進行していく。まずiOS版を提供し、Android版は近日公開予定。無料。
「他者同士の会話のやりとりを見ているような感覚、自分自身があたかも会話に参加しているような感覚を味わえる」という。1話当たり1〜3分で読める短編を集め、通勤時間や空き時間に楽しめるとしている。
コンテンツのジャンルはホラーや恋愛、コメディーなど。pixiv chatstoryでしか読めないオリジナル作品や、pixivの人気コンテンツをチャットストーリー化した作品も楽しめる。13日時点では、pixivコミックに連載している「ゆくゆくふたり」(タダノなつさん)や、RPG「大海原と大海原」(海底囚人さん)などを掲載。他の作品も順次公開していく。
自分でオリジナルのチャットストーリーを作って投稿も可能。「兄弟、姉妹のほっこりエピソード」「昔話の舞台が現代だったら」など「お題」を選んで書いたり、「練習用のお題」として好きなテーマを設定して投稿したりできる。作品投稿には、電話番号認証(SMS認証)が必要。
投稿は音声文字入力にも対応。お題ごとに、他のユーザーが同じテーマで投稿した作品も読めるようになっている。
今後は投稿機能の拡充や、応募コンテストの実施などを検討し「創作意欲を向上するような場、小説における創作活動を楽しめる場を作っていく」(ピクシブ)。
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