FTPクライアントソフト「FFFTP」の開発を辞める予定――開発メンバーの川本優さんがこのほどTwitterに投稿した、そんな内容のツイートが話題になっている。
FFFTPは、Windows向けのFTPクライアントソフト。もともとは別の作者・Sotaさんが1997年ごろに開発を始め、オープンソースのフリーソフトウェアとして公開した。FTPクライアントの定番として利用されたが、2011年にSotaさんが開発終了を表明。オープンソースソフトウェア開発コミュニティーのSourceForge.JP(現OSDN)上で、川本さんらが開発を引き継いだ。
現行のバージョンは16年5月に公開した「1.99a」。川本さんによれば「ホストの設定をWinSCPへエクスポートする機能」を実装し、開発を終える予定。最終バージョンは「2.00」を検討しているという。
川本さんは「引き継ぎたい酔狂な人は多分いないだろう」としつつも、オープンソースソフトウェアであるため「その気になれば誰でも開発はできるぞ」「今すぐ使えなくなるわけでもない」と説明している。
これに対し、ネットユーザーからは「長い間お世話になりました」「終了は悲しい」といった声が上がっている。
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