仮想通貨は「一般的にならない」と考える人が8割――TSUTAYAや蔦屋書店などを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が2月15日、こんな調査結果を発表した。
仮想通貨は今後「一般的なものになると思う」と答えた人は17.2%にとどまり、「一時的に流行しているだけで一般的にはならないと思う」と答えた人は67.0%、「全く一般的にならないと思う」と答えた人は15.8%。8割以上の人が「一般的にはならない」と考えていることが分かった。
同調査で「仮想通貨が何であるか理解している」と答えた人は8.7%、「なんとなく理解している」と答えた人は40.6%だった。5割以上の人が仮想通貨を理解しておらず、25.2%の人は「これから勉強したいとも思わない」と考えていることが明らかになった。
仮想通貨を「すでに購入している」と回答した人はわずか2.9%だったが、「今後購入したい」と答えた人は25.2%。調査期間(1月26日〜31日)の初日である26日にはコインチェックの仮想通貨取引所「coincheck」のNEM流出が発覚したが、「4人に1人は仮想通貨の購入意向があることが分かった」(CCC)という。
また、すでに仮想通貨を購入した44人を対象に、購入した仮想通貨を複数回答で調査。最も購入者が多かったのは「ビットコイン」(75.0%)で、2位が「リップル」(47.7%)、3位が「イーサリアム」(40.9%)だった。
調査はTカードを利用している人を対象にインターネットを通じて行った。日本国内の20〜69歳の男女1501人から回答を得た。
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